2004年 08月 19日
Once a year horse racing |
2月、ポンサバンの街でモン族の正月行事が行なわれていた。この日のメインイベントは競馬だ。村々の代表が自慢の馬の足を競う。しかし、そこは農耕馬のこと、じれったくなるほどのろい。臨時の競馬場になったサッカー場(にもなる空き地)を2周するのだが、その間に周回遅れになる馬さえいるのだから、そののろさも半端じゃない。それでも人々は熱狂的な声援を送る。何と言っても村の名誉がかかっているのだ。賭け事は禁止だから馬券は売られていない。ダフ屋風の怪しいお兄ちゃんが、「旦那、賭けないか」などと擦り寄ってくる中国とは違って、ここは品が良い国なのだ。
by wind_mekong
| 2004-08-19 13:05
| Ceremony