2004年 08月 19日
Mural painting teaches |
ワット・オンテウの正面の壁に描かれた壁画である。国民の識字率が半分をようやく超えた程度のラオスでは、仏教の教えを絵によって教える方法が今でも行なわれていて、寺院の壁画は単なる装飾以上の役割を担っている。本職の画家に依頼するにはお金がかかるので、田舎の寺では「心得のある」村人が描いたようなものが多く、見た目にも稚拙だが、この寺は仏教大学が敷地内にある格式の高いお寺だから、壁画の質も高い。もっとも、こういう絵画の評価は好き好きで、ボクは田舎の「ヘタクソ」な絵の方が人間味があって好きだ。
by wind_mekong
| 2004-08-19 21:21
| Devoutness