2004年 08月 19日
Safe returning |
シェンクアン県には巨大な石の壷がそこらへんにごろごろ転がっている不思議な場所がいくつかあり、ジャール平原と呼ばれている。ジャー(壷)の野っ原というわけだ。その近所の村にO君という青年協力隊員が水道も電気もガスもない原始生活を営んでいる。ルアンプラバンのT君とサバイバル適応力を競い合っているのだ。彼が働いている農場のボスが、日本人が尋ねてきたと聞いて会いに来た。ひとしきりラオラオを飲んで燻製ネズミを齧ったあと、泥酔運転で帰っていく後姿だ。もうもうと砂埃を舞い上げるので、はるか彼方まで目で追うことができる。路肩に突っ込んだり立ち木にぶつかったりすればその砂埃が消えるわけだから、しばらく見送っていたが、どうやら無事にご帰還のようだ。
by wind_mekong
| 2004-08-19 22:42
| Country life